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にくみそ 「冬の色」 |
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黄レンジャーの兄がいくら赤面したところで誰も気付いてくれやしない…とブルーな気持ちで話しを聞いていた桃尻娘の今朝の排便は緑色で…などと彼氏に赤裸々に告白できるわけもなく…漆黒の部屋の片隅に体育座りで縮こまるネズミ男の喪服はやはりグレーなのだが…サイケな色合いのペイズリー柄心象風景を描こうとしたところで…ナイトクラブのネオン管は水色しか点灯せず…心はいっこうにホワイトニングされないまま食べこぼしの染みの様にペイントされていき…漂泊剤を机に垂らすと玉虫色に鈍く発光し…不気味に膨張して映った僕の顔の色は土気色だった…
ああ、色が足りない… 「差し色にオレンジはないっしょ」と元カノに駄目出しされた記憶はまだ保護色で…ロングスカートをすっぽり頭まで被った姪のパンティは暖かい色をしていても…人生の汚点は点だけじゃ済まないということを…朝焼けの紫は教えてくれもしない… そうだ、君色に染まろう… |
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