人生50%
「質問してもいいですか?」

どうもこんにちは。
「はい こんにちは。」

質問してもいいですか?
「どうぞ。でも急いでいますから。手短におねがいします。
忙しいもので。誰だってみんなそうでしょう?」

あなたの一番大切なものってなんですか?
「そうですね。やっぱり「命」ですかね?はは、でも実際ほんとうにそうおも・・・ああ、どうなんでしょう?」

ではあなたの一番怖いものはなんですか?
「怖いもの・・。まぁもうこの年ですから。幽霊やそんなもの本気で信じちゃぁいませんがね。しいてゆうなら、まぁこの年であるということ自体でしょうか?」

あなたは共産主義をどう思いますか?
「う〜ん。そんなこと考えてる暇はないですよ。この国に生まれた以上、ひたすら働いていかなきゃ生きていけません。」

手に持っているものを教えてください。
「手に?何も持ってはいませんよ。忙しいですから。」

あなたは誰ですか?
「誰?私は私ですよ。やだなぁ。哲学はてんでダメなもので。しいていえば私です。そうじゃなきゃ誰だって言うんです?」

あなたは人が好きですか?
「好き・・・ですよ。そりゃ気に食わない奴も大勢いますが。基本的には。私も人間ですから。」

あなたは地球に生きていて欲しいですか?
「生きていて?さぁ?今人がいることが生きているってことなら、もちろんですが。例え死の星でもそれは私たちの見ている視点ですから。でしょう?」

あなたは誰を殺しましたか?
「は?殺しちゃいませんよ。やだなぁ。失礼だなあ。はは。ホントに・・・。虫なら殺しているでしょう?それだけですよ。食べ物だってそうですが。皆そうですよ?」

あなたは生きていますか?
「死んでいます。   

ってはは。そんな真面目な顔しないでください。でもホントかもしれませんね。あなただって。映画であるでしょう?ホントは生きてるかなんて、誰も知りませんよ。皆死んでるのかも。」

「神は誰ですか?」
神さま?さあ?考えたことも・・・いや。何回かはありますよ。でも誰なんでしょうね。分かりません。

「あなたの夢を教えてください。」
夢?ああ、夢ですか。まぁ忙しいですから。そうですね・・・ありたい状況にあるのが夢です。いやぁ、違うかな?う〜ん

「ありがとうございました」
いいえ。でも忙しいもので。ほんとに忙しいのです。でも、本当に、こんなものでよろしいのですか?


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